十分な睡眠をとって、肌を回復

肌はその人の体調を表す重要なシグナルでもあります。
特に女性はホルモンバランスや自律神経の乱れが肌に表れやすいので、日々の体調管理には十分気をつけたいところです。
今回ご紹介するのは、『睡眠』です。
誰もが毎日行う行為であり、美白を求める女性にとっては、とても重要なポイントともなります。

 

■睡眠とお肌の関係
睡眠不足が続いた朝は、化粧ののりが悪かったり、肌がつっぱったり、乾燥していたりすることがありますね。
睡眠時は成長ホルモンが分泌されるとともに、ホルモンバランスの乱れを正常にしようとします。
ですので、睡眠不足に陥ると、その回復行為ができませんので、翌朝も疲れた肌のままとなるのです。

 

◇自律神経の働き
自律神経には交感神経と副交感神経と呼ばれる神経系統があります。
普段活動しているときは、そのうちの交感神経が働いています。
一方睡眠中は交感神経に代わって副交感神経が働くようになります。
この副交感神経には、先ほどご説明した回復機能や、新陳代謝を促進する働きがあります。
顎にできるニキビは新陳代謝がうまくいっていないことも原因にあるので、十分な睡眠をとることで改善するかもしれません。

 

◇成長ホルモンの働き
成長ホルモンと聞くと、「身長が伸びる」程度の認識しか持っていない方もいらっしゃいますね。
しかし、成長ホルモンは美白肌を作るに欠かせないホルモンです。

 

成長ホルモンは熟睡しているときに分泌されるホルモンです。
子供の頃は大人の体を作る大切な役割がありますが、大人になると、肌細胞を活性化させる働きに変わります。
体に免疫を作ったり、肌細胞を作り、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを回復させる機能があるのです。

 

この成長ホルモンというのは、通常1時から2時の間に最も分泌されます。
ですので、美白を追求している女性は、遅くとも0時頃には就寝したいところです。
理想は22時の就寝と言われています。

 

■ビタミンCの摂取は睡眠前
これまでの記事でもご紹介しておりますが、ビタミンCは若々しい肌を作るために必要不可欠な栄養です。
しかし、紫外線によってすぐに破壊されてしまったり、食事で摂取をしても、そのほとんどは尿などによって排出されてしまうという欠点もありました。
これらの原因を鑑みると、外出することもなく、トイレに行くこともない睡眠前に摂取するのが最良と言えます。
就寝中は血の巡りもよくなっているので、ビタミンCが肌に行き届きやすくなります。
就寝前に無意識のうちに顔パックをしている方もいるかと思いますが、あれは正解なのです。

 

■熟睡できない方は環境を変えよう
しかし、中には慢性的な睡眠不足に悩んでいる方や、なかなか寝付けない方もいます。
その原因は、交感神経がまだ活発に働いているからです。
必要以上に物事を考えてしまったり、ストレスや不安を抱えている方というのは、なかなか副交感神経に切り替わりません。

 

そんな方は、体をリラックスするようにしましょう。
体を温めて血行をよくするのも効果的なので、入浴時間を長めにしてみたり、冬の日は靴下を履いて寝てみるのもおすすめです。
さらに布団を交換したり、アロマの香りを漂わせてみたりと、就寝環境を変えてみるのが大切です。
社会人になると、さまざまな不安やストレス、プレッシャーなどがのしかかってきます。
就寝前に小説や漫画を読んだりして、現実から離れてみるのも効果が期待できます。
また、どうしても眠れないという方は、ベッドに入って、部屋を暗くし、目をつぶるだけでも回復効果が得られます。
体がリラックスしてくると、自然に副交感神経に切り替わっていきます。
意識的に眠ろうと考えると、返って逆効果になることもあります。

 

睡眠時間はシンデレラタイムとも呼ばれているように、美しい女性を作る大切な時間なのです。